1950年、Peter J. Baxandall というエンジニアが、高域と低域を調整するのに最適な回路を作ったことで、賛辞されました。それから64年、GoodhertzはこのTone Controlをお届けします。
Peter J. Baxandall のオリジナルの回路を念頭に設計されたTone Controlは、古典的なトーンスタックを踏襲しつつも改良し、華やかでとても滑らかな動きをする、ミックスの中のすべてのトラックに十分な汎用性を持つイコライザーです。
特徴
・スロープコントロール付きのBaxandallロー/ハイシェルフ
・スロープ可変のロー/ハイカットフィルター
・最高域のコンテンツを改善する「Master Air」フィルター
・トーンシェイプ全体をすばやくコントロールする「Master Mix」
- なぜ新たにEQを開発しようと思ったのでしょう?
世界中には優れたEQがあり、現在ではほとんどのDAWに基本的なパラメトリックEQが付属しています。なのに、わざわざ新たにEQを開発したのかというと、このTone Control を使えば、すばやくより良く、簡単に良いトーンを作ることができるからです。
パラメトリックタイプのEQUATORは、より細かな調整を行うときには非常に有用ですが、全体的なトーンの絞込を行う際には、しばしば設定が難しくなります。それに対してTone Control は、数少ないスライダーだけで、イコライザーションの大部分を操作する柔軟な幅広いストロークによって動作します。その結果として、必要のない、あるいは効果のないイコライザーションではなく、ミックスの要素である、深さ、音色、ダイレクト感などをより良いものにコントロールできます。
- パッシブEQやシンプルなシェルフのように操作できますか?
Tone Control のシェルビングフィルターは、過去のパッシプアナログEQにインスパイアされていますが、現在ならではのモダンな機能を組み込み、改良も行っています。それはMaster Air、Master Mixコントロールであったり、スロープ可変のロー/ハイカットフィルターであったり、スロープコントロール付きのロー/ハイシェルフであったりします。これらの機能は従来のパッシブアナログの設計では不可能なのです。